3月11日といえば

東日本大震災から今日で15年。
地震が起きた時に池袋の職業訓練学校で製作中だったミニ水槽“Bioeco”を見ながら当時を思い起こす。

2011-04-12

平成23年3月11日(金) 
 午後2時46分ごろ、東北地方で震度7の地震が起きた。震源地は三陸沖で牡鹿半島の東南東130キロ。震源の深さは約10キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は 国内最大の8.8。震度速報で宮城県北部で震度7、福島、茨城、栃木県などで震度6強、 岩手、群馬、埼玉、千葉県で震度6弱を記録した。(毎日jp)
 授業が終ったばかりでまだビルの7階にいた。長く大きな揺れで異変を直感するような初めての震度体験だった。結局は何もできず揺れが治まるのを待って非常階段で降りた。電車は止まっている。しばらく池袋で様子を見ていたが、その間にも余震があって不安が増した。自宅はどうなっているのか。電話がまったく繋がらない。
 鴬谷から通っている田中君と一緒にいたので2人で歩くことに決めた。とりあえず池袋から西日暮里駅まで行って情報を聞いた。復旧の見込みはなく駅にも入れない状況だった。トイレにも行きたくて「やきとり道場」に入ってホッピーで休憩。それから鴬谷まで歩き「信濃路」で情報を待った。他の人の携帯を借りて何とか渋谷さんと連絡が取れ、部屋の様子を聞いた。いろいろな物が落ちたりしてかなり荒れているようだった。それによって自宅もある程度の想像がついた。ほかの仲間たちは教室に集まって一夜を明かすことに。 無理はやめて田中君の部屋に泊めてもらうことにした。

平成23年3月12日(土)
 朝6時過ぎに鴬谷駅で運行状況を確認したが、すぐに運転を再開する感じはなかった。とにかく北千住駅まで行く方がいい。そう考えて南千住駅まで歩き、つくばエクスプレスが動いているか確かめた。つくばXPの方が期待は持てない。そのとき、常磐線の松戸行が発車すると聞いてホームに上がった。満員で乗るのがやっとだった。北千住駅手前の踏切が故障している影響で発車するまでに時間がかかったけれど、何とか松戸まで行き着いた。
 その先、武蔵野線も運転を見合わせているから、また歩くことにした。9時過ぎ、コンビニで水を買って江戸川の土手に出た。このコースは何度か歩いている。家までは約10kmか。いつもより急ぎ足で、10時40分ころ家に着いた。
 家の中は思った以上に散乱していた。両面ハッチの上にあったポトスの壺が落ちて壊れ、ハイドロカルチャーが飛び散っている。ハッチの扉が開き食器が床に落ちている。割れてしまったグラスもあり、破片が散っている。ポットが倒れカーペットが水浸しだ。水槽の 水もこぼれている。化粧品、調味料など、扉を開いてころがった。ベランダに出ると池の水も減っている。ウォーターポンプが倒れている。幸い水の循環はしていて金魚に災害は及ばなかった。浴室、トイレにも多少の被害はあったけれど、和室は目覚まし時計がころがっていたのと、物が移動しタンスの引き出しがあいた位でひどい影響はなかった。
 午後は片付けと掃除。災害に遇った人々の気持ちは計り知れない。心配している中国の義姉と話した。

   地震情報(平成23年3月12日20時45分 気象庁発表)
「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について、12日20時30分現在の概要を以下のとおりお知らせします。

   *** 地震の概要 ***
発生日時:3月11日14時46分 マグニチュード:8.8(13日、9.0に修正) 場所および深さ:三陸沖(牡鹿半島の東南東、約130km付近)、深さ約24km(暫定値) 発震機構等:西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型(CMT解)

   *** 震度の観測状況 ***
【最大震度7】宮城県栗原市(クリハラシ)で震度7、宮城県の涌谷町(ワクヤチョウ)、登米市(トメシ)、大崎市(オオサキシ)、名取市(ナトリシ)など、宮城県、福島県、茨城県、栃木県の4県28市町村で震度6強を観測したほか、東北地方を中心に、北海道から九州地方にかけて震度6弱~1を観測しました。

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 歌手・女優のいしだあゆみさんの命日も、2025年3月11日。甲状腺機能低下症のため、都内の病院で息を引き取った。3月26日が誕生日なので、77歳の誕生日を目前にしての他界だった。
「ブルー・ライト・ヨコハマ」の大ヒットで知られる歌手。というより十代からのファンで高校1年の時にはラジオ番組で一緒に歌ったことがある。ファンレターの返信、直筆サインが今でも残っている。76歳の死、自分が今その年齢にあり “さびしい” 思いがする。