新しい芽が伸び始め、ようやく樹木の片鱗が見えてきた。
雑草の伸び具合に比べるとなかなか大きくならない。
そう思いながら見てきたが、いつのまにかというか、ようやく木らしい姿になってきた。
まだ幹ができあがってないから子供という感じだ。もう一つあった芽からは伸びそうにない。
散歩中に道端を見ると草とは明らかに違う小さな木が生えていた。
抜いてみると一回り小さい椿のような種子がついている。
これなら新芽が出てくるだろうと思って持ち帰り鉢の隅に植えた。(2019.11.12)
それが、年が明けて半年近く過ぎても一向に芽らしきものが出てこない。
それどころか細い幹の上の方からだんだん枯れ始めてくる。
唯一の希望は葉が落ちないということだった。
完全に枯れ果てるまでは、このまま・・・というか、一度抜いて様子を見た。
まだ望みはあると判断して今度は別の鉢の真ん中に植え替えた。
7月になってようやく確かな新芽になった。(2020.07.02)
芽が出るまでの時間が長かっただけに、その後の成長は早く感じる。
小さいながらも葉が開き始めたし、もう一つ新芽ができている。
木として全体の姿がどうなるのか、とても楽しみになってきた。
(2020.07.26)