うす紫の花は萎れ始めた時に“哀れ”な一番の美しさを感じる。
全体的には白っぽくなって、花びらの縁がむらさきにまるまる。
かすかなグラデーションがさらに情感を引き寄せる。
淡い紫の花からだいぶ遅れて濃い紫の花が咲き始めた。花の印象はまったく違う。
ひとつの花が終わると同じ茎にもうひとつ蕾があって、二度楽しめる喜びがある。
ベランダの花菖蒲が同時に8つの花を咲かせている。つぼみもその倍以上は付いている。
花びらが大きくてこれだけ多く咲くのは貰った当時以来だろう。
プランター池から心字池に植え替えた効果が出たのかも知れない。