p. 詩句を読む

さむいね。ああさむいね。虫がないてるね。ああ虫がないてるね。もうすぐ土の中だね。土の中はいやだね。痩 ... Read more
ゆられ、ゆられもまれもまれてそのうちに、僕はこんなに透きとほってきた。 だが、ゆられるのは、らくなこ ... Read more
カスペ型の道南端。の断崖。 更に飛火模様に。ごつい岩丈な巌巌いわいわがつづき。ぐるりは泡波のあぶく。 ... Read more
げんげ田のむらさきから。とびたつ雲雀。むらさきのじゅうたんに。とびおりる雲雀。麦畑の槍やりの穂のなか ... Read more
    一 そのいきの臭えこと。くちからむんと蒸れる、 そのせなかがぬれて、はか穴のふちのやうにぬら ... Read more
(僕は長年のあひだ、洗面器といふうつはは、僕たちが顔や手を洗ふのに湯、水を入れるものとばかり思つてゐ ... Read more
赤、青、黄の強い原色の郷愁ノスタルジヤ……濡れた燕がツイツイと走る五月の雨空、狭い港町の、ペンキの板 ... Read more

日記風ブログ〜気ままに心字池、Photo Poem Trunk、えこりんのメダカビオトープ〜