メダカも慣れる

メダカが慣れると言っても
犬や猫のように鳴いて甘えたり芸事をするわけもない。
それでもメダカ池のそばに行けば近くに集まってくるのだから
見ているだけでペットに思えてくる。たとえ餌が目当てだとしても。
水の中に指を入れても寄ってくる。指を動かすと
瞬時に逃げるけれども、すぐにまた周囲を泳ぎ回る。
まるで遊んでいるかのようだ。
ときどき指を突いている感触があってなんともくすぐったいような、
餌欲しさとは別の行動だと思ってしまう。

慣れるメダカがいるということは、慣れないメダカもいる。
個体差がある。けれども全般的には訓練による。
去年生まれたメダカは
ベランダのミニ水槽と室内水槽「Bio eco」に入れていた。
単に餌をやるだけで別に何もしなかった。その結果、
いつまでたっても水槽のそばに行くと逃げまわっていた。
餌は食べているが行くと逃げる。
つまり、慣らさなければ慣れないということかも知れない。
多くは自然に餌を欲しがると思うのだけど。

メダカを慣らすのは動物と同じで、
警戒心があまりない子供のときがいい。室内メダカは、
食べ始めのころには餌を粉のようにすりつぶしてあげていた。
少し大きくなって普通の餌をあげるときは、餌の容器を見せる、
水槽を叩く、決まった場所に餌を入れるなどして慣らした。
そうして1年経つとメダカ池に放す。
慣れたメダカが何匹かいれば他のメダカはついてくる。
だからメダカと一緒に楽しんで遊べる、と信じて。