詩句を読む

「蒼白な紀行」第一節 (村野四郎)
  野ざらしをこころに風の泌む身かな 芭蕉 永遠に立ちむかうには
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「骸骨について」 (村野四郎)
追いつめられて 逃げ場をうしない 思いあまった変身の このかなし
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「鹿」 (村野四郎)
鹿は 森のはずれの タ日の中に じっと立っていた 彼は知っていた
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「青春の魚」 (村野四郎)
鰓えらから血をながして ひきあげられて来るまでは あなたは魚では
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「さんたんたる鮟鱇」 (村野四郎)
   へんな運命が私をみつめている リルケ 顎を むざんに引っか
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「乞食」 (村野四郎)
彼の襤褸は 日光のなかでかがやいているが 貧はそれより もっと透
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「飛込」 (村野四郎)
僕は白い雲の中から歩いてくる 一枚の距離の端まで 大きく僕は反る
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「体操」 (村野四郎)
僕には愛がない 僕は権力を持たぬ 白い襯衣シャツの中の個だ 僕は
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「黒い雨」 (北園克衛)
雨 のなかの 鳴りわめく広告塔 冬は 希望に濡れて 泥の街をある
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