嫌いな蛾でも

昨日昼間のことだった。
嫌いな蛾が玄関ドアをあけると1m位離れた床にいた。
避けているからこそ大きく見えたのかも知れないが
10cm近い比較的きれいなベージュの蛾だった。
たかが蛾なのに恐る恐る外出したのは言うまでもない。
近所のスーパーで買物するだけだった。
その間にも頭の中に蛾は存在した。戻った時に、
最高はいなくなっていること、最悪はドアノブに止まっていること。
果たして、遠くから見ると元の位置にはいないようだった。
ところがドアのすぐそばまで移動していた。
ドアを大きく開いたら玄関に入り込めるところまで。
昼間の蛾はじっとして動かないのが普通だと思うのに、
飛んだのか歩いたのか。どうでもいい。最小限の隙間から家に入った。
それから翌朝ごみ出しの際に確認するまで外出しなかった。
その蛾はもう通路にさえいなかった。
中には2〜3日もその場に留まる蛾もいるから、一時のことでよかった。
蝶や、蛾や、蝿などは時に霊魂と共にいる。
だから、嫌いな蛾でもメッセージとして読み解くこともある。